私が7ヶ月で予備校に通わず、関関同立に合格した方法

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こんにちは!今回は私の勉強に対する価値観を一変させた大学受験時についてお話をしようと思います。タイトルのとおり私は関西の有名私立大学と呼ばれる関関同立のうち、関西学院大学で学生生活を過ごしました。大学には一般入試で合格し入学することになりました。その合格に至るまでどのような勉強や生活をしていたのか、当時の私の状況とともに共有したいと思います!

■当時の私(高校3年生の夏)
部活での不完全燃焼を引きずり、何にも手がつかない状態
担任の先生や両親から関関同立には合格できないと決めつけられる
予備校に通わないと決断

高校の頃、私はテニス部に所属しており、夢中になってテニスを毎日していました。3年生の春、団体戦があり、実質これで負ければ引退でした。レギュラーには入れたものの、予選一回戦は出場せず応援に回っていました。正直一回戦で負けることは想定していませんでした。しかし、出場メンバー全員が調子が上がらず、負けてしまい不完全燃焼のまま引退となりました。

引退後は受験勉強に切り替えなければならないのですが、勉強に全く手がつかず夏がやってきました。担任の先生、親との三者面談が当時あったのですが、志望する関関同立に合格することは難しいと直接告げられました。この発言がきっかけとなりスイッチが入りました。「必ず合格したる」と。

受験勉強にあたっては予備校を父親に勧められたのですが、モニター越しの授業に違和感を感じ、通信講座と学校の教材を活用し勉強を始めました。

■勉強方法
1.50分勉強、10分休憩の繰り返し
2.同じ科目を連続で勉強しない
3.朝はアウトプット、夜はインプット
4.むやみに新しい参考書を購入しない
5.試験や勉強方法に関する情報はスマホや本で調べる
6.勉強仲間を作る
7.物事は関連付けて覚える
8.間違えた箇所をなぜ間違えたか理解する。

1.50分勉強、10分休憩の繰り返し

勉強を50分単位で分割し10分間休憩するものです。私は勉強する習慣がそもそもないので勉強を始めたころは20分から30分勉強して10分休憩するサイクルを繰り返していました。何が言いたいかというと受験は長期戦です。継続できることがまず第一歩です。いきなり勉強をしない人が長時間集中して勉強をすることは難しいと感じます。受験期間中、もしパンクしてしまうと、何のために勉強をしているんだろう等の意味を考えるということにエネルギー、時間が注がれてしまい正直もったいないです。やり終えた後に振り替えることは大切ですが、受験期間中にそんな考えは必要ありません。

2.同じ科目を連続で勉強しない

私の場合、受験科目は英語、国語、数学でした。好きな科目は数学で残り二つは大の苦手でした。ダイエットみたいに継続するには、たまには好きな食べ物を食べたいですよね?そんなイメージです。科目で限定するのではなく単語を覚えるのが得意、文章を読むのが好きな方もいるでしょう。科目を細分化したりして自分な好きな分野→苦手な分野→好きな分野→苦手な分野といったサイクルでモチベーションを維持しつつ、苦手な分野にも取り組む習慣がつきます。

3.朝はアウトプット、夜はインプット

朝は問題集をひたすら解いて、夜は単語帳や長文等をひたすら音読していました。科学的なことはよくわかりませんが、脳にはいいらしいですね。

4.むやみに新しい参考書を購入しない

どの参考書も基礎となるものは同じはずです。また参考書によって言い回しが異なる場合があり、何を信用したらいいのか不安になります。使う参考書を決めたら極力新しいものを購入するのは控えましょう。

5.試験や勉強方法に関する情報はスマホや本で調べる

今ゲームやLINEをしているなら勉強方法をググりましょう。先人たちの英知が転がっているはずです。書店には勉強方法の本もたくさん置かれています。情報収集も立派な受験対策です。
参考として私が当初読んだ本のひとつを紹介しておきます。

6.勉強仲間を作る

同じ志を持った人といると頑張る気持ちが高まります。環境によって人が変わるということはあながち間違いないと高校生の頃感じました。そのような環境が学校になければ、図書館や公共施設、カフェなどに足を運びましょう。同じ目標でなくとも頑張っている方がたくさんいらっしゃいます。

7.物事は関連付けて覚える

問題は基礎の組み合わせから構成されています。カレーみたいに固形のルー、肉、ジャガイモ、人参だけ用意しても勝手に出来上がりません。調理しましょう。

8. 間違えた箇所をなぜ間違えたか理解する。

一回間違えた問題を放置しないようにしましょう。なぜ間違えたのかを理解することが学習定着の土台です。4.項でも記載しましたが、新しい参考書をやたら購入することを勧めないのはこのようなことがおろそかになる可能性があるためです。

■生活
1.朝早く学校へ登校する
2.試験に関係ない授業でもしっかり受講する
3.学校から帰ってきたらまず20分間ランニング
4.睡眠時間は必ず8時間
5.月に全く勉強しない日を一日作る

1.朝早く学校へ登校する

学校がある日は、ほぼ毎日実践していました。これは学校へ行くことで家の中のテレビを観るといった誘惑を遮断します。強制的に勉強する環境へ身を置くことを意識していました。

2.試験に関係ない授業でもしっかり受講する

これは高校をそもそも卒業することに必要なことです。せっかく大学に合格しても単位が取れていなければ卒業できません。実際に周りにAO入試で早めに合格したものの単位が取れず、卒業ギリギリまで学校に通っていました。

3.学校から帰ってきたらまず20分間ランニング

勉強中は基本座っていると思います。受験は長期戦ですので、心身の健康が良好でないと途中で挫折する可能性があります。私の場合は運動をすることが習慣でした。もちろん勉強に支障がでない負荷で取り組んでいたので、取り入れる場合は注意が必要です。

4.睡眠時間は必ず8時間

とにかく寝る時間が来たら寝る!これです。社会人になってからは苦戦していますが、学生の間はアルバイトなどをしない限りは受験期間中は勉強することしかないと思います。8時間確保できなければ一度一日のスケジュールを整理し、無駄な時間がないか確認する必要があります。

5.月に全く勉強しない日を一日作る

不安になるかもしれませんが、必要だと感じます。勉強は必ずスランプがやってきます。スランプに陥った時に勉強しても続きません。消極的な気持ちを軽減するためにも定期的に勉強しない日を設けることが体験として感じます。やらない日を予め作っておけば、翌日も引きずられて勉強しないことはなくなるはずです。むしろ日々の勉強習慣がついていれば、やらなければならないマインドが強くなります。

結果として私は関関同立のうちの一つである関西学院大学に合格することができました。
受験期間中は父親に「そんな勉強の仕方では合格などできない。」などしつこく言われ続けましたが、これほど計画し行動したことがないのに何が分かるのだと思いながら心の中で「見返してやる。」この言葉を常に唱えていました。

当時を振り返ると私にとって怒りはエネルギーになっていると気づかされます。今はサラリーマンですが、上司や先輩に理不尽な態度をされたり、発言を受けたりすると「見返してやる。」この怒りがやる気よりも勝る原動力になっていると感じます。エネルギーを蓄えるだけではもったいないです。必ず行動に変換しましょう!

いかかでしたか?受験勉強に限らず、日常の中で参考になるものがあればぜひ取り入れていただければと存じます。最後までご覧いただきありがとうございました。

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