「相手の潜在意識から説き伏せる! ビジネス・コールドリーディング」を読んでみた。

読書

今回はタイトルのとおり
「相手の潜在意識から説き伏せる! ビジネス・コールドリーディング」を読んで
印象に残ったポイントを挙げていこうと思います。

1.WeタイプとMeタイプを見分ける
2.ファーストコンタクトを変化させる
3.分離法と結合法

1.WeタイプとMeタイプを見分ける

価値観の違う相手の立場や考え方を「理解」することはあらゆる人間関係がスムーズにいくうえで必要です。人間は感受性で2つのタイプに分けられると本書は述べています。WeタイプとMeタイプが挙げられます。Weタイプは「私たち」を大切にするフィーリング型で、周囲の人とすぐに打ち解けることができ、感情の表現が豊かです。自意識過剰になることもならず、スポーツやアウトドアでの活動を好みます。やせ型よりは恰幅がいい人が多いそうです。モチベーションは「一体感」です。一方でMeタイプは「私」を大切にする論理型です。極端に言えば、仕事も恋愛も、あらゆる人間関係は、自分の目標や夢を実現するための「手段」にすぎません。「自己実現」こそがすべてのモチベーションなのです。

2.ファーストコンタクトを変化させる

交渉の際に否定的な人と接して、「この人はネガティブな人だ」と決めてしまったら、そこで目的を達成する道を自分から捨ててしまうことになります。コミュニケーションにおいて大切なのは、「何が正しい」ではなく、「何が役に立つか」です。ビジネスマンとして目的を達成するために、役に立つことがすべてだと本書には記載されています。相手の潜在意識を味方につけるため、決して相手を否定せず、そのままを受け入れてあげましょう。コミュニケーションは、受け手側がどう受け取ったかがすべてです。

3.分離法と結合法

分離法は問題にぶつかったら、まずはそれを分解してみる方法です。
例として「課長としての山田さんの意見はわかりました。では、僕の先輩としての山田さんはどう思っているんですか?」が挙げられています。これは山田さんという上司を、「課長としての山田さん」と「先輩としての山田さん」に分解することで、違った意見を引き出させます。
一方で結合法は問題にぶつかったら、他のものとくっつけてみる方法です。
例として 「君は本当に頭がいいなあ。ということは、これなんかもすぐにできるだろう?」が挙げられています。これは「出来ません。」と答えたら、つまり「私は頭が悪い」と認めることになります。

いかかでしたか?交渉の場面や人間関係に悩んだ際に有効な情報が詰まっている本ですので是非一度読んでみてはどうでしょうか?最後までご覧いただきありがとうございました。

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