「ネガティブな感情が成功を呼ぶ」を読んでみた。

読書

今回はタイトルのとおり
「ネガティブな感情が成功を呼ぶ」を読んで
印象に残ったポイントを挙げていこうと思います。

1.ポジティブもネガティブも含めた広範囲の心理状態を身に着ける
2.ネガティブ感情を避けるのではなく、ネガティブと考えない

1.ポジティブもネガティブも含めた広範囲の心理状態を身に着ける

人生には大きな決断がいくつもある。そんな場面に直面したことはないでしょうか?私の場合、大学受験や就職といった場面で非常に悩みました。皆さんもそれぞれの経験があると思います。
決断の場面で自分の感情の動きをしっかり理解していないと、判断が危うくなりがちです。
私たちは、よいことに関しては、ものすごくいい気分になるだろうと過大に期待し、つらい状況に関しては、それに耐える自分の能力を過小評価する傾向があります。自分はあとでどんな気分になるかに関して、人はたいてい判断を誤ります。 ポジティブもネガティブも含めた広範囲の心理状態を身に着けて、人生の出来事に効果的に対応することの方が大事だと本書は述べています。これは「ホールネス(全体性)」という状態だそうです。避けがたい人生の試練に直面すると、それに伴うネガティブな思考や感情を何とか抑えなくてはというムダな努力をやめてしまうことです。

2.ネガティブ感情を避けるのではなく、ネガティブと考えない

先ほどの 「ホールネス(全体性)」 を心理学では「情動の敏捷性」、「社会的敏捷性」、「精神的敏捷性」と呼ぶそうです。何かが起きたとき、自分の態度を直面している試練に適応させ、与えられた状況の中で最善の結果を得る能力を指します。ポジティブになろう、ネガティブを避けようではなく、ありのままの状況をうけいれることが幸福になる方法なのかもしれません。

いかかでしたか?
現代社会では生活が快適になり、不都合だと思える出来事に対して、こらえ性がなくなっています。人々は今、これまでになく豊かな選択肢と自由と個の力を手に入れたため、いろいろなことが避けられるようになり、特に好ましくない感情を避けるようになったと本書には記載されています。
私も職場で上司や先輩に不当な扱いを受けた場合でも勉強と捉え、一歩ずつ社会人としての経験をつみあげていきたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。

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